MISSION
知財が芽吹いて大樹になるまで、水をやるプロフェッショナルに。
知財財産に対し、最初から最後まで伴走するため、「作って」「守って」「使う」知財を支援します(知的創造サイクル)。
知的財産が人知れず芽吹き、誰からも見向きもされないところから形が与えられ、人を巻き込み、想いを乗せて太陽を目指し伸びていき、見事な大樹となるその日まで。大事に水をやり続け、最後まで責任を持ってご対応いたします。
VISSION
知財を一部の誰かでなく皆のものにし、文化的な豊かさを分かち合う。
「知的財産」という言葉を辞書で引くと、「人の知的・精神的活動の所産」とあります。
知的財産はすべての人に属するものであり、人種、信条、性別、身分、家柄に縛られることなく、民主的な存在であると考えています。
現実にも、アイデアやデザイン、ブランドは、大資本によるヒト・モノ・カネに対抗しにくい中小企業や個人にとって、大きな武器になります。
私たちは、何かを想い、それを実現しようと努力するすべての方々に、その想いをイメージとと膨らませ、確かな形=知的財産権として「作って」「守って」「使う」ことを支援します。これらの活動を通じて、産業、ひいては社会全体が新しいことを想い、始めることに前向きとなることを願っています。
VALUE
当所では三つの姿勢を行動基準にし、日々の業務を遂行しています。
ゼロイチにこだわる、何度でもやり直す
やめる勇気を持つ
何かをやめることは、何かを始めることと同じ意味を持ちます。しかし、何かを始めることよりも、何かをやめることはその何倍も難しいように感じます。知的財産は常に未来志向であり、当所は生み出すことを重視します。そこで、現状に縛られず、「やめること」「始めること」を後押しできるよう、私たちも「やめる勇気」を持ちながら、日々情報の更新やアップデートを続けてまいります。
決して驕らない
知識や経験を蓄積し、業務の品質を向上させることは当然であり、非常に重要です。しかし一方で、人は80点や90点に達したと感じると、安心して自らを振り返ることを忘れてしまうことがあります。初心=ゼロに立ち返り、常に自分は60点であると考え、日々勉強を続けながら実務に謙虚に向き合うことが、専門家として何より大切だと考えています。
泥臭い当事者感覚を持つ、大数で語らない
人に向き合う
知的財産が取り扱うアイデアやデザイン、ブランドなどは、生身の人間の営みである産業や文化の中で生まれます。知的財産権の法律的な保護や運用には、抽象的かつ論理的な思考が欠かせません。しかしそこには「人」がいます。知財を生み出し、活用し、社会にインパクトを与えるのは生身の人間であることを忘れてはいけません。私たちは、人や社会としっかり関わりながら、実務に取り組んでまいります。
恥と向き合う
お客様に損害を与えるミスや、約束を反故にすることは決してあってはなりません。しかし、自分が恥をかくような失敗は全く別で、それについては一切問題ないと考えています。私はこれまでに多くの恥をかいてきましたし、これからもきっと恥をかくでしょう。「ミスを指摘されたくない」「恥をかきたくない」という個人的な感情から生まれる「自分中心」のミスゼロではなく、お客様や社会的責任を重視した「他人中心」のミスゼロを目指し、専門家としての注意を払いながら業務に取り組むことが、私たちの信念です。
学び続ける、着飾らない
一生学び続ける
学びに終わりはありません。知的財産法においても、現行法になってから特許法は70回、実用新案法は43回、意匠法は45回、商標法は59回、著作権法は63回の改正が行われています。早いものでは1年に1回のペースで改正される法律を正しく理解するためには、常に学び続ける姿勢が重要であり、それは法律サービスにおいても不可欠なことだと考えています。
剛毅木訥である
上手く立ち回り、良く見せることが、処世術として必要になる場面もあります。しかし、私たちは大樹のように、いつか誰かの目印となる存在を目指し、どっしりと構えます。その場限りの対応ではなく、知的財産法に対する確かな知識、知見、経験に基づき、ブレることなく業務に取り組んでまいります。